トップ > コラム > 屠畜の実態

屠畜の実態

何ヶ月か前に情熱大陸で、屠畜の本「世界屠畜紀行」を出版して話題になった内澤旬子さんのドキュメントを放送していて興味深くみたんですが、私が「屠畜」と聞いて思い出すのが、国語の教科書に載っていた「命ということ」と言う話。マドンナBという呼び名が斬新で軽い衝撃を受けたのを覚えています。

そして現在、給食の食べ残しを豚の飼料にし、育った豚の肉を給食の食材として提供し、「食べる」ことの意味を考えさせる試みが神奈川県厚木市内の小学校で行われています。

家畜など食べ物を生産する現場に触れる経験が乏しい子供たちが、「人間はいろいろな命をもらって生きている」などの感想が寄せられ、子供たちの心にも響いている様子。

この事業は県職員の提案で実現しました。提案者の一人、県畜産技術センター普及指導部の関谷敏彦さん(47)は「食べものを粗末にするのはもったいない、と感じる心が失われてしまった。子供たちに食べることや命をいただくという意味を考えるきっかけをつくりたかった」といいます。

厚木市内の小学校23校から、給食を作る際に出る野菜くずと食べ残しのパンやご飯を回収。これを水分を減らすなどして加工し、飼料に混ぜて市内の養豚農家に持ち込みます。

農家は6カ月かけて豚を肥育する。出荷された豚は神奈川食肉センターで処理され、ソーセージに加工された後、食べ残しを回収した小学校の給食に提供されます。

各小学校では栄養職員らを中心にカリキュラムを組み、給食で食べたソーセージがどのようにして作られたのかを説明することで、肉を食べるということの意味を教えています。

毎朝全国、いや全世界に並ぶ肉屋の肉、魚屋の魚はよくよく考えてみれば人間は毎日どれほどの生き物を殺して生きているのかが分かりますね。

この記事のカテゴリーは「コラム」です。
関連記事

150センチの適量

私の家族はみんな背が低いんですが、その中でも私結構小さいんです。 もしかしたら妹...

屠畜の実態

何ヶ月か前に情熱大陸で、屠畜の本「世界屠畜紀行」を出版して話題になった内澤旬子さ...